Asi es la vida 

自然と人が好きな一核家族が街のコンクリートマンションで暮らす。いつの時代、どこに住んでいても、変わらない自由な気持ちとこだわりたい部分。

脱「幼稚」

友人が語学の記録をブログにしている。先日、それを読んだ私は「いいな、これ。」と思い、真似をしてスペイン語の勉強の記録をブログに書くことにした。

その友人はフランスで発行されている子ども向けの新聞を教材に使って独習しているらしい。くわえて、仕事が休みの時に教室に通ったり、検定試験も積極的に受け、夏にはフランスに旅行に行ったり、私から見るととても精力的にみえる。将来的に語学を使って何かができたらいいな、とおもっている部分はおそらく共通しているが、私のスペイン語はよく言えば「フレンドリー」、実際は「幼稚」で「なんとなく困らない程度」のものでしかないのがずっと悩みだった。私と話す南米出身者達が私と話す時には専門用語を避け、分かりやすい言葉で話してくれていることは、私が席を外した時に彼女たちがする会話を聞くと全く聞き取れないのでそれも分かっていた。そういう場面に遭えば遭うほど、自分がもっと相手を理解できればもっといろいろなことを分かり合えるのに!と悔しい気持ちになる。

 

思い返せば、スペイン語を勉強した時間というのは15歳の頃、留学した1年以外ほとんど無い。仕事で使ったり、大学で専攻したわけでないので、幼稚レベルのスペイン語でも困ったことがなかったのだ。


でも、大人になって、超凡人の主婦になり、他にできることが自分にはないことがわかった。スペイン語がもっとできる人が他に沢山いるのは知っている。スペイン語学科をでた卒業生やスペインに駐在している人、仕事でスペイン語をつかっている人。日系ペルー人、言い出したらキリが無い!

 

でも、自分は芸術的なことができるわけでも、理系でも、体育会系でもなく、福祉の資格を取ろうというガッツもなく、やっぱり言葉が好きで、それ以外あまり自分にはないこともわかった。そして、自分が老いた頃にでも続けられる仕事は何だろうと考えるとこれも語学を活かした何かだったらいいな、と思うのだ。その頃には、グローバル化がもっと進んで、バイリンガルの子がわんさかいて、スペイン語と日本語ができる日本人のおばあさんなんて希少な存在ではあっても、その技術を必要とされるかはわからないが、まあ、それでもいい。

仕事をして自立したい、この気持ちが今年は強い。だから何かが違う気が勝手にしてる。それに、留学中お世話になった向こうの家族や友人とSNSで連絡をとるのにももっとスペイン語がつかえたらな、と思う。

 

あいまいにし過ぎてしまったスペイン語を一からきちんと学び直すために私もがんばらないと。


突然検定試験にチャレンジするのは無謀なので、今年はスペイン語の記事を読み、語彙を増やすところが始めてみる。